2月28日。全国青年農業者会議当日となりました。
その日は地域若手リーダー育成を目的とする「あぐぷろ!」の
最終審査プレゼンの本番なのです。
まずは会場の確認。
…え?こんな本格的なホールでやるの?
イメージではちょっと広めの会議室的な感じだったんですが…。
会場入りして、一番初めにしたことは段取りの確認でした。
その後、司会(プロの方でした)と打ち合わせ。
それから日本農業新聞の取材を受けました。
…と、ここで衝撃の事実が!!
発表順がなんと一番最後!大トリだったのです。
どのような基準でその順番が決められたかは分かりませんが
緊張度がぐんぐん増してきます。
そして、いよいよ本番をむかえます。

なんという本格的な発表の環境…。
次々と前の人が発表をしていきます。
みなさん、色々と考えているんですね~。
リーダー育成論、海外進出、農業と教育のコラボ、耕作放棄地の復活…。
ものすごく参考になりました。
私はモチロン、「屋久島農園再生プロジェクト」で勝負です。
あっという間に自分の順番になりました。
暗転する舞台。そこに出ていく私。パッとスポットライトの光が降り注ぎます。
…プツン。緊張していたはずがここで開き直りました。
昔からのくせで、こういう時に開きなおってしまうんです。
それが今回はいい方に転びました。
持ち時間が5分ということで、ちょっと焦って早口になりましたが、
思いのほかするすると出てくる言葉。
詰まることもなく、最後までやりきることが出来ました。
プレゼン後、交流会があり、そこでいろんな地域の方と話をすることができました。
その時にプレゼンについて誉めていただくことが出来てうれしかったです。
ま、発表の直前まで緊張していたことは誰にも信じてもらえませんでしたが。
翌29日帰還。本来会議は3月1日まででしたが、
たんかんの出荷ピークということもあり、1日で参加は終わりました。
さらに翌日の3月1日。
この日にプレゼンが上位4名に選ばれていれば表彰される予定でした。
が、この日は不参加ということで、もし表彰されることがあれば
代理の方に出ていただくことになりました。
その日の夕方。1本の電話が鳴ります。
「…もしもし。全国青年農業者協議会です。
おめでとうございます!見事最終審査通過しました!!」
おお!通過したんだ!!
めでたく賞金とセミナー受講券を獲得しました!!
しかし、一番の収穫は同年代の全国津々浦々の農家と知り合いになれたことです。
やっぱり、励みになりますからね!
父と取り組んでいる屋久島農園再生プロジェクトが評価されたことも
全国規模の大会でプレゼンを行い、いい経験を積むことができたことも
大きな収獲です。
これだけ大々的に発表してしまったからには
何としてもこの構想を実現させねばならないという
新たなプレッシャーもありますが、それも大きな財産です。
よし!これからだ!!頑張らなければ!!!