屋久島農園再生プロジェクト

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第43話 2012年7月 そうだ、研修に行こう!
第43話 2012年7月 そうだ、研修に行こう!

第42話 2012年7月 園長のお話のハイライト】
新しく立ち上がったサークルの名前は「こだまクラブ」。
農園再生プロジェクトも何か出来ることはないのだろうか?ハルオJrの模索が始まるのであった。


登場人物一覧


―――2012年 7月 こだまクラブ会合―――


ハルオJr:「こんにちはーっ!」


下ン牧さん:「来た来た。待ってたのよ~。」


Jr:「? どうしたんですか?」


下:「今日は事務長にも来ていただきました~!」


Jr:「おおっ!」


事務長さん:「こんにちは。」


園長さん:「実は、研修旅行に行かないかって今話してたんです。」


Jr:「研修旅行!?」


園:「そう。実は種子島に『こすも』っていう障がい者福祉NPO法人があってね、そこが結構先進的で面白いから行ってみたいね、って話になって。事務長さんがそこの代表と知り合いだってことが分かったのよ。」


Jr:「へえ!すごい!!事務長さんが研修の段取りを組んでくれるんですか??」


事:「ええ、まあ。」


kensyunano.png


下:「といわけで、日帰りだけどみんなで種子島に行きましょー!!」


Jr:「ちなみに、そこはどんな事をしてるんですか?」


事:「基本的に、障がい者に仕事をしてもらうということですね。少しでも収入が増えるようにと頑張っているところですよ。」


園:「これから、こだまクラブがやろうとしている事を先だってしているので参考になると思って。」


Jr:「確かに。」


下:「あなたには良ーく見てもらわなきゃね。」


Jr:「・・・はい。」


園:「それで、日程などはどうしましょう?先方の都合もあるでしょうし。」


事:「まあ、代表も忙しい方ですしね。」


下:「じゃあ、事務長さんにとりあえず先方とのアポイントをとっていただきましょうか?お願いできますか?」


事:「そうですね。じゃあ、連絡とってみましょうか。」


jimutyo.png


Jr:「なんか知らんですけど、どんどん前に進んでるって感じがしますね!すごいわー。」


下:「ちゃんとついて来てね~。」


これから始めることをきちんと形にするために研修に行くことになった一同。
1か月後の8月に行くことになるのである。
さらに思考を深めていくハルオJr。それが不穏な空気を作っていくのである・・・。
次回"第44話 2012年7月 お前の考えてる事が分からない"に続く。


登場人物一覧


バックナンバー
第1章 「農園再生導入編」まとめ(第1話~第14話)
第2章 「プロジェクト始動編」まとめ(第15話~第25話)
第26話 2011年12月 第一号モニター
第27話 2011年12月 平地と斜面
第28話 2011年12月 息子よ、サポートメンバーは集まっているか
第29話 2012年3月 こだわりの土づくり
第30話 2012年3月 土作りの次は栄養を
第31話 2012年4月 予想外のスピード
第32話 2012年4月 太陽の恵みを取り込め
第33話 2012年4月 激論!父vs子
第34話 2012年5月 いつもの作業風景
第35話 2012年5月 電気を通すために
第36話 2012年6月 世代交代?
第37話 2012年6月 無視できない存在
第38話 2012年6月 備えあれば
第39話 2012年6月 ハルオJrへの相談
第40話 2012年7月 父の正論と息子の理論
第41話 2012年7月 ナカラセくん召喚
第42話 2012年7月 園長のお話
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[2012/10/26 21:47 ] | 農園再生プロジェクト | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
第42話 2012年7月 園長のお話
第42話 2012年7月 園長のお話


第41話 2012年7月 ナカラセくん召喚のハイライト】
説得力のないハルオJrは自分の考えたことの裏付けをナカラセくんに託し、なんとか受け入れてもらうことに成功したのだった。
一方、水面下では保留中の話がすでに動き始めていたのである…。


登場人物一覧


―――2012年7月 下ン牧邸―――


ハルオJr:「こんにちはーっ。」


下ン牧さん:「いらっしゃい。今日はゲストがいるのよ~。」


DSC_0020.jpg


園長さん:「こんにちは。ハルオJrさん。」


Jr:「ああ、園長さん。こんにちは。」


解説:園長さんは北海道出身の元保育園副園長の女性です。介護関係や福祉関係の仕事の経験もあります。最近は福祉系NPOのボランティアやアルバイトでハンディを持った方のサポートなどをしていました。また、喫茶店のオーナーママでもあります。


下:「この前言ってたサークルなんだけど、『こだまクラブ』に名前が決まりました!」
関連エントリ:第39話 2012年6月 ハルオJrへの相談
下:「でね、その代表を園長さんにお願いしたのよ。」


Jr:「おおーっ!そうなんですか!」


園:「出来ることはなんでもやらせてもらおうと思ってます。」


下:「それで、ハルオJrにも今後イロイロと参加してもらうから、考え方とかその辺を聞いてもらおうと思って呼んだのよ。」


園:「こだまクラブの話を聞いた時に、これだ!って思ったの。」


Jr:「というと?」


下:「NPOとかってね、仕組みとしてはスゴく大切で必要なんだけど、欠点があるのよ。例えば、目の前で倒れている人がいるとするでしょ?その人に手を差し伸べようとするとまず書類を書かなきゃいけない。それも専門的な知識が必要でかなりの量のものを。」


Jr:「まあ、元が税金だから悪用されたら困るから、そうせざるを得ないってことですよね。」


園:「そうなの。それはそれで必要なことですよね。でも、それだと間に合わないこともありますよね。だけど、たんなるサークル活動だからそれがない。手を差し伸べようと思った時にスッと差し伸べられる。これってスゴイことなの。」


Jr:「はぁ。そうなんですね。全く知りませんでした。」


園:「私たちは全ての人を助けたいなんて大それたことを考えているわけじゃないの。できる範囲で目の前を人の助けになればそれでいいと思っているんです。だって、それすらもなかなか出来る環境ってないから。」


Jr:(今までと違う世界の住人と話しているみたいだわ…。)


園:「それでね、何が一番困っているかっていうと仕事なのね。」


Jr:「はい。それは以前下ン牧さんから聞きました。」


園:「屋久島は特に障害を持った方の働く場所がないの。授産施設も数えるだけ。選択肢がないのよ。」


Jr:「そうなんですか…。」


園:「授産施設ってすごく大事な場所なんだけど、やっぱり実入りが少ないの。それはシステム上仕方がないんだけどね。管理者も置かないといけないし。」


Jr:「少ないってどれくらい?」


園:「そうね。。。週5日出たとしても、月に2~3万とかかな。食事代とか考えると実質ゼロとかね。」


Jr:「え!?」


園:「それが悪いとかじゃないのよ。社会とつながる窓口という大きな役割もあるし、それが楽しみで毎日通っている人ってけっこう多いから。親御さんもずっと付きっ切りってワケにいかないって現実的な問題もあるし。…だけど、問題はグレーゾーンの人。」


Jr:「グレーゾーン?」


園:「障害者年金が出るか出ないかってラインにいる人ね。障害者手帳は持っていてもランクがあって、それ次第では年金が出ない事もあるの。」


Jr:「それじゃあ、収入なしってことですか…。」


園:「そういう人もいるってことは是非知っておいてもらいたいのよ。」


Jr:(なんてことだ…全く知らない世界だな…。)


園:「それで、こだまクラブではそこを第一にやってみましょうってことになりました。」


Jr:「というと?」


園:「つまり、何がしかの仕事を用意してクラブで行う。当該者にはお給料を支払うってことね。私たちはサポート役だから無給だけど。もし、資金に余裕が出たら少しもらってもいいかもね。」


Jr:「それはスゴイ!」


園:「だけど、実際にはみなさん授産施設なんかで働いているからバッティングは避けていこうかと。あくまでも選択肢のひとつになるっていうのが目的ですから。
声はかけてみるけど、選ぶのは本人の自由ってことで行きたいですね。仕事を自分で選べるっていうのも大切なことだから。モチロンサポート側も声をかけてみて参加は自由って形だから同じです。
出欠に関してもサークル活動だから自由で、これも私たちも同じね。最低限当該者と同人数が出るって所だけは守りますけど、みなさん家庭もあるし、仕事もありますから。予定がある人は来なくても大丈夫。
仕事の出来不出来も問わないし、仕事をして誰かの役に立ってるっていう喜びを優先で考えたいんです。私たちはサポートしてくれた人が喜んでくれるのがうれしいからやるだけ。これも同じことでしょ?
まあ、ハンデがあろうがなかろうが同じサークルの仲間だからっていうのが基本です。違うのは作業に関する賃金が少しでもあるかどうか。これは環境が違うからね。」


Jr:(分け隔てなく同じ立場にっていうのがベースでって、これが差別しないってことなのかもしれないなぁ。その上で社会的な環境が違うから金銭面だけは優遇しましょうってことか…。)


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Jr:「何と言うか…。全くこれまで考えたことがないのでスゴイとしか言いようがないです…。」


下:「まあ、勝手に好きでやってるサークルだからしばりもないしね。まあ、皆さん経験者とか資格持ってる方ばっかりだからできるんだけど。」


Jr:「至れり尽くせりですね。」


下:「で、その辺を踏まえてあなたにも知恵を絞ってもらおうかな~って思ってる。」


Jr:(なんか分からないけど、ちょっと燃えるかも。)


下:「この前言ったコラボの部分も含めて考えてみてね。」


Jr:「分かりました。(しかし…何が出来るんだろう…?)」


新しく立ち上がったサークルの名前は「こだまクラブ」だった。
そして、代表となる園長さんから聞かされたサークルの基本的な考え方に大きな慈悲の心を教えられるハルオJr。
はたして、そのような心を持って知恵を絞ることができるのであろうか?
ハルオJrは大きな波に飲み込まれていくのであった。
次回"第43話 2012年7月 そうだ、研修に行こう!"に続く。


登場人物
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第1章 「農園再生導入編」まとめ(第1話~第14話)
第2章 「プロジェクト始動編」まとめ(第15話~第25話)
第26話 2011年12月 第一号モニター
第27話 2011年12月 平地と斜面
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第29話 2012年3月 こだわりの土づくり
第30話 2012年3月 土作りの次は栄養を
第31話 2012年4月 予想外のスピード
第32話 2012年4月 太陽の恵みを取り込め
第33話 2012年4月 激論!父vs子
第34話 2012年5月 いつもの作業風景
第35話 2012年5月 電気を通すために
第36話 2012年6月 世代交代?
第37話 2012年6月 無視できない存在
第38話 2012年6月 備えあれば
第39話 2012年6月 ハルオJrへの相談
第40話 2012年7月 父の正論と息子の理論
第41話 2012年7月 ナカラセくん召喚
[2012/10/19 00:34 ] | 農園再生プロジェクト | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
第41話 2012年7月 ナカラセくん召喚
第41話 2012年7月 ナカラセくん召喚

第40話 2012年7月 父の正論と息子の理論のハイライト】
構想段階の話で意見が割れてしまった父子。
父の言う事に一理あると感じたハルオJrはこの話題を保留にするのであった。
しかし、他のことでも意見が割れてしまうのである…。


登場人物一覧


―――2012年 7月 ハルオ農園(一般農園)―――
チョキチョキ…。
ハルオJr:(この作業地味だなー。)

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解説:日光の当たり具合や害虫の被害で枯れ枝が発生します。枯れ枝と実がすれると傷ができて商品価値が下がったり、腐れやすくなったりするので一本一本切って取り除いていきます。
地道で何日もかかる根気のいる作業なのです。



?:「ちーっす。」


Jr:「おっ、ナカラセくん。」


ナカラセくん:「ちょっと近くまで寄ったもんで。」


解説:一般の「遠い」という感覚とは違います。ハルオJrとナカラセくんの家は歩いて5分程度しか離れていませんし、農園も近い所だと隣の隣にあったります。ただ、ナカラセくんは集落外(車で10分程度の距離)にも農園があります。


ナ:「あちゃー。けっこう木が傷んでますね。」


Jr:「そうなんだよね。去年実をならしすぎたとか言ってたよ。」


ナ:「結構無理してたんですね~。今年も多少実がなってますけど、これ全部摘果した方がいいですよ。」


解説:摘果とは実が適切な量になるように、実が熟する前に取り除いてしまうことです。そうすると残った分に栄養が行き渡ります。なりすぎると木が無理をしたり、実が大きくならなったりしてしまうのです。


Jr:「え?全部??」


ナ:「やっぱり実がなるって木にとっては負担ですから。木のことを考えるんだったら、今年はこの木の収穫をあきらめて栄養分を弱った木にあげた方が来年以降のためになると思いますよ。」


Jr:「ほー。ありがとう!」


―――数日後 再生たんかん園―――


Jr:(ココの木は基本的に弱っているけど、特にあの木はかなりキテルな…。やっぱり実を取ってしまった方がいいんだろうな…。まあ、もともとたいして実はなってないけど。うーん良くわからんな。)

Jr:「(ピッ)もしもし…」

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―――数時間後―――


ナ:「ちーっす。」


Jr:「悪いね、呼び出して。で、この木なんだけど。やっぱり落とした方がいい?」


解説:摘果することを「(実を)落とす」という表現を使います。


ナ:「そうですね。木の事を考えるのであれば、落とした方がイイっすね。ボクなら落とします。」


Jr:「やっぱ、そうだよね~!サンキュー!!」


―――その日の夜―――


Jr:「あのさ、再生たんかん園に弱った木があるじゃん。」


ハルオ父:「ああ。」


Jr:「ちっとだけ実がなってるけど、アレ落とさない?その方が木のためになると思うんだけど。」


父:「うーん。でもちっとだけだろ?大丈夫だろ。もったいないし。」


Jr:(…ダメかしかたない…。)


バーン!!
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Jr:「今日、実はナカラセくんに見てもらったんだよ。そしたら、今後のことを考えるとやっぱり落とした方がいいってさ。」


父:「そうか…。じゃあ、落とすか。」


Jr:(ナカラセ効果すげー!)


解説:自分で書いていてものすごくカッコ悪いことに気がつきました(笑)
ハルオJrの話には(特に家族に対しては)説得力がないようです…。



自分の感じたことの裏付けをナカラセくんに託し、なんとか意見を受け入れてもらったハルオJr。
この家族に対する説得力のなさはいかんともしがたいのであった。
現在、保留になっている話は水面下で動きはじめているのであった…。
次回"第42話 2012年7月 園長のお話"に続く。


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[2012/10/11 21:21 ] | 農園再生プロジェクト | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
第40話 2012年7月 父の正論と息子の理論
第40話 2012年7月 父の正論と息子の理論


第39話 2012年6月 ハルオJrへの相談のハイライト】
下ン牧さんからの相談は農業(農園再生プロジェクト)と福祉のコラボの打診だった。
農業の持つすそ野の広さと何か面白そうな予感を感じたハルオJr。
後々その予感がプロジェクトの方向を決めることになるのだが、この時はまだ知る由もない。
早速、軽い気持ちでハルオ父に話を振るのであった。
(関連ブログエントリ:農業と福祉の関係について)


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―――2012年7月 ハルオ家―――
ハルオ父:「ただいまー。」


ハルオJr:「あれ?今日飲み会だったの?」


父:「ああ、集落の会合だった。」


Jr:「ふーん。ああ、あのさ…。」


父:「ん?」


Jr:「この前、下ン牧さんのとこでちょっと話にのぼったんだけど、下ン牧さんとその友達とかでボランティアサークルみたいなのを始めようって話になってるんだって。」


父:「ほー。それはいいことだな。」


Jr:「うん。でさ、障害者独立支援も視野に入れて活動したいねって話になってるんだって。」


父:「それはすごいなぁ。」


Jr:「だけどさ、やっぱり働く場所がないんだって。」


父:「だろうな。厳しい問題だよ。」


Jr:「それで、プロジェクトで働く場所を提供できないだろうか?って話になったんだよ。」


父:「…。で?」


Jr:「でって?」


父:「お前はどう考えているんだ?」


Jr:「いいことだと思うよ。仕事を提供できるんであれば、それに挑戦してもいいかなって思ってる。」


父:「…。随分簡単にいうんだな。」


Jr:「話によると、実際に農作業をしたこともあるそうだし、単純作業なんかをしてくれるんならコチラの負担も減るから、お互いにイイと思う。」


父:「自分たちに出来ると思うのか?その…ハンデを持った人たちの作業の管理が。」


Jr:「いやいや、サークルでの活動場所としての仕事の提供だから、それは慣れたボランティアの人たちがセットなわけよ。下ン牧さんとかさ。」


父:「でも、農作業は素人なわけだろう。」


Jr:「みんな少しは経験あるってさ。」


父:「少しの経験で出来ると思っているのか?」


Jr:「そんな事言ったら、オレだって一年半前に帰って来たばかりの素人だけど?」


父:「自分のことも出来ないのに、周りの人まで面倒見れんだろう。」


Jr:「いや、そこは管理するのはお父さんでしょ。」


父:「果樹の栽培は、そんなに簡単じゃない。野菜をちょこっと作ってとかいうレベルならそれもいいだろう。が、果樹…柑橘の場合は技術が必要なんだ。」


Jr:「帰って来てすぐにオレでもできた仕事がいくつもあるんだから大丈夫だって。」


父:「農業の事も知らんくせに、簡単にいうんじゃない!そんなに農業は甘いもんじゃないぞ!!」


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Jr:「でもさ、たんかんって鹿児島県外じゃ知名度低いじゃん?福祉に興味を持っている人って全国にたくさんいるわけでしょう。そういう人たちにアピールすることでたんかんの知名度もあがる。しかも、耕作放棄地っていう社会問題が農村では起きているんだよっていうことも、そっち方面に興味がない人にも知ってもらえるんだよ。これは正直、屋久島にとっても、集落にとっても、家にとってもメリットがあると思うんだ。」


父:「言おうとしていることは分かる。が、現実問題としてまだまだ壁が多すぎる。」


Jr:「そりゃあ、まだやろうかって話があがったよって段階だしね。これからすり合わせをしていけばいいんじゃない?」


父:「…。」ガタッ。


Jr:「ちょっ…。(行ってしまった)」


まだまだ、構想段階の話でなぜか意見が決裂してしまった父子。
それでもあきらめきれない何かを感じているハルオJrであったが、父のいう事にも一理あり、むしろそちらが正論に感じられたのでこの話題は一時保留となるのであった。
そして、作業は休むことなく続いていく。
次回"第41話 2012年7月 ナカラセくん召喚"に続く。


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